はじめに
先日、仮組した凶戦士を塗装していきます。
今回はシタデルカラーで筆塗り塗装にチャレンジしてみます。
シタデルカラーはベース・シェイド・レイヤーの
3種類の塗料があり順番に塗ると
自然と立体的な塗装ができるという優れものです。
ただ、どの色にするのに、
どのベース・シェイド・レイヤーを
塗っていいかがわかりにくいのが難点です。
今回は少し長くなりますが、
各色ベース・シェイド・レイヤーの順に
紹介していきたいと思います。
最後の方にまとめているので
製作過程がいらない方はそちらで使った色を確認してください。
下地塗装
![](https://ojisan20214.com/wp-content/uploads/2022/03/P1090607-1.jpg)
下地のサーフェーサーは
シタデルのサーフェーサーブラックを使いました。
シタデルカラーが無臭なので
サーフェーサーも無臭かと期待しましたが
がっつりとシンナー臭がします。
なんせ1本が高いので同じ臭うなら
ラッカー系のサフでもいいような気がします。
リビングでは無理なのでベランダでの塗装をおすすめします。
補強
エポキシ接着材で接着していた手首は
もろくて取れちゃったので、真鍮線で補強しました。
![](https://ojisan20214.com/wp-content/uploads/2022/03/P1090610.jpg)
ピンバイスの0.5mmで下穴を開けます。
![](https://ojisan20214.com/wp-content/uploads/2022/03/P1090616.jpg)
0.5mmの真鍮線を瞬間接着剤で付けます。
真鍮線は少し長めに切って、
少しずつ長さを調整します。
![](https://ojisan20214.com/wp-content/uploads/2022/03/P1090619.jpg)
反対側にもピンバイスで穴を開けます。
塗装しにくいので塗装後に接着します。
ウッドブラウン塗装
一番奥まっている茶色の部分を塗装していきます。
筆は全部タミヤモデリングブラシプロⅡ極細で塗っています。
![](https://ojisan20214.com/wp-content/uploads/2022/03/P1090679.jpg)
まずBASE DRYAD BARKで塗ります。
少し水で薄めると塗装の伸びがいいです。
![](https://ojisan20214.com/wp-content/uploads/2022/03/P1090682-2.jpg)
ひじ関節部分・ひざ裏部分・足首関節・首後ろ側・ベルトを塗装します。
![](https://ojisan20214.com/wp-content/uploads/2022/03/P1090685-1.jpg)
アックスの絵の部分も茶色に塗ります。
写真ではわかりにくいですが
濃い茶色になります。
![](https://ojisan20214.com/wp-content/uploads/2022/03/P1090688.jpg)
その上からSHADE AGRAX EARTHSADEを
原液のまま塗ります。
![](https://ojisan20214.com/wp-content/uploads/2022/03/P1090691.jpg)
![](https://ojisan20214.com/wp-content/uploads/2022/03/P1090694.jpg)
凹み部分にSHADEの色が残って立体感が出ます。
![](https://ojisan20214.com/wp-content/uploads/2022/03/P1090700.jpg)
最後にLAYER BANEBLADE BROWNで
ハイライトを入れていきます。
![](https://ojisan20214.com/wp-content/uploads/2022/03/P1090703.jpg)
![](https://ojisan20214.com/wp-content/uploads/2022/03/P1090706.jpg)
![](https://ojisan20214.com/wp-content/uploads/2022/03/P1090709.jpg)
エッジ部分に色が乗るように塗装します。
筆に塗料を含みすぎると全体に色が乗りすぎてしまうので
少し拭きっとってから塗ると
いい感じでエッジに色が乗ってくれます。
ガンメタル部分
![](https://ojisan20214.com/wp-content/uploads/2022/03/P1090712.jpg)
BASE LEADBELCHERを塗っていきます。
鎧部分と斧部分を塗っていきます。
![](https://ojisan20214.com/wp-content/uploads/2022/03/P1090718.jpg)
目のところとか黒を残したいところは色が入らないように気を付けます。
![](https://ojisan20214.com/wp-content/uploads/2022/03/P1090721.jpg)
SHADE NULN OILを原液で塗っていきます。
![](https://ojisan20214.com/wp-content/uploads/2022/03/P1090730.jpg)
LAYER STORMHOST SILVERを
エッジに乗るように塗ります。
![](https://ojisan20214.com/wp-content/uploads/2022/03/P1090718-1.jpg)
ガンメタルの仕上がり。
斧の部分は刃の部分だけレイヤーを塗りました。
斧はもう少し黒光りする雰囲気を出したかったのですが
これでOKとしました。
骨部分
![](https://ojisan20214.com/wp-content/uploads/2022/03/P1090736.jpg)
骨部分のベースはBASE RAKARTH FLESHを塗ります。
![](https://ojisan20214.com/wp-content/uploads/2022/03/P1090739.jpg)
角と腰のどくろを塗装しました。
![](https://ojisan20214.com/wp-content/uploads/2022/03/P1090745.jpg)
SHADE SERAPHIM SEPIAを塗ります
![](https://ojisan20214.com/wp-content/uploads/2022/03/P1090742-1.jpg)
だいぶ茶色くなってしまいました。
![](https://ojisan20214.com/wp-content/uploads/2022/03/P1090748.jpg)
最後にLAYER PALLID WYCH FLESHで塗装します。
![](https://ojisan20214.com/wp-content/uploads/2022/03/P1090751.jpg)
少し白がきつい気がしますが、
骨っぽくなったかと思います。
腰布部分
![](https://ojisan20214.com/wp-content/uploads/2022/03/P1090757.jpg)
ベースの色は骨部分と同じBASE RAKARTH FLESHを塗ります。
![](https://ojisan20214.com/wp-content/uploads/2022/03/P1090760-2.jpg)
お尻側も同じ色で塗りました。
![](https://ojisan20214.com/wp-content/uploads/2022/03/P1090763-1.jpg)
SHADE AGRAX EARTHSHADEを原液塗装します。
![](https://ojisan20214.com/wp-content/uploads/2022/03/P1090766.jpg)
最後はLAYER PALLID WYCH FLESHでエッジを塗装して腰布終了です。
骨部分とはシェイドが違うだけですが
少しくらい色になりました。
金の胸当て部分
![](https://ojisan20214.com/wp-content/uploads/2022/03/P1090769.jpg)
胸当て部分をゴールドに塗っていきます。
BASE RETRIBUTOR ARMOURで塗ります。
![](https://ojisan20214.com/wp-content/uploads/2022/03/P1090772.jpg)
シェイドはSHADE REIKLAND FLESHSADEで塗ります。
![](https://ojisan20214.com/wp-content/uploads/2022/03/P1090778.jpg)
最後にレイヤーはLAYER AURIC ARMOUR GOLDで塗ります。
![](https://ojisan20214.com/wp-content/uploads/2022/03/P1090781.jpg)
![](https://ojisan20214.com/wp-content/uploads/2022/03/P1090784.jpg)
ベースの塗装
![](https://ojisan20214.com/wp-content/uploads/2022/03/P1090799.jpg)
タミヤの情景テクスチャーペイントで土台を塗りました。
![](https://ojisan20214.com/wp-content/uploads/2022/03/P1090802.jpg)
味気ない土台が塗るだけで土のようになります。
使った材料と道具
![](https://ojisan20214.com/wp-content/uploads/2022/03/P1090787.jpg)
1.シタデルカラー
①茶色部分
- BASE DRYAD BARK
- SHADE AGRAX EARTHSADE
- LAYER BANEBLADE BROWN
②シルバー部分
- BASE LEADBELCHER
- SHADE NULN OIL
- LYER STORMHOST SILVER
③骨部分
- BASE RAKARTH FLESH
- SHADE SERAPHIM SEPIA
- LAYER PALLID WYCH FLESH
④腰布
- BASE RAKARTH FLESH
- SHADE AGRAX EARTHSHADE
- LAYER PALLID WYCH FLESH
⑤金の胸当て
- BASE RETRIBUTOR ARMOUR
- SHADE REIKLAND FLESHSADE
- LAYER AURIC ARMOUR GOLD
2.タミヤモデリングブラシプロⅡ
3.タミヤテクスチャーペイント
4.瞬間接着剤
5.瞬着ぬりぬり君
6.真鍮線0.5mm
7.ピンバイス0.5mm
8.ニッパー(真鍮線切断用)
9.シタデルサーフェーサーブラック
完成
![](https://ojisan20214.com/wp-content/uploads/2022/03/P1090839.jpg)
![](https://ojisan20214.com/wp-content/uploads/2022/03/P1090843.jpg)
![](https://ojisan20214.com/wp-content/uploads/2022/03/P1090845.jpg)
![](https://ojisan20214.com/wp-content/uploads/2022/03/P1090848.jpg)
まとめ
シタデルカラーは塗るだけで
いい風合いが出ていいですね。
ちょっと高いのが玉にきずです。
一回そろえると結構長い間持つので
頑張ってそろえてみたいと思います。
わずか5センチの大きさでこの迫力
いいキットなので、おすすめです。
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いかがだったでしょうか。
いそがしくてもプラモを楽しみたい。
ではまた!
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