はじめに
成型色を生かすとき、合わせ目が出ると目立ちます。
合わせ目を逆手にとって、段落ちモールドにして
ディテールアップにしてしまいます。
今回は簡単で失敗しにくいojisan流段落ちモールドの
やり方をお伝えします。
ちなみに段落ちモールドは、こんな感じのモールドです。
必要な道具
タミヤ スジボリ超硬ブレード0.5mm アマゾンで1400円くらい
タミヤ スジボリブレードホルダー アマゾンで1200円くらい
写真にはありませんが0.3mmのプラバンとはさみが必要です。
少しお高いですが、私のやり方で段落ちモールドを
するのには必須の道具です。
タミヤのスジボリブレードは
0.5mmのスジボリができるものであれば
なんでも大丈夫です。
2023年6月追記:最近はWAVEさんのマイクロチゼルを使っています。
スジボリ道具の割に安価なのと
先が長くこの工法にはぴったりです。
直線部分の工法
細長く切ったプラバンを合わせ目に挟みます。
合わせ目からはみ出るところは少しでいいです。
あまりはみ出しが大きいと後のスジボリブレードが引っかかって
うまくモールドが掘ることができませんので気をつけてください。
プラバンに沿ってスジボリブレードでモールドを掘る。
力を入れすぎず、軽く何回も掘るのがコツです。
こんな感じになりました。
曲線部分の工法
スジボリをしたいところを沿って
プラバンにしるしをつけます。
線を真ん中にして両側に少し余裕をもってハサミで切り取る。
合わせ目に、切ったプラバンを挟みます。
はみ出しすぎたところはハサミで切り取ります。
スジボリブレードでプラバンに沿ってモールドを削る。
曲線はずれやすいので、直線の時より
短い距離で削っていくのがミスを少なくします。
あわてず、ゆっくり、やさしく、何回もがコツです。
この工法の弱点
このやり方はとても簡単でミスも少ない工法ですが
弱点もあります。
一つは合わせ目が複雑な場合この工法は使えません。
もう一つは、どうしても合わせ目のどちらかに
ずれてしまいます。
合わせ目はちょうど真ん中にきていることが多いので
場合によっては違和感がでるかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
忙しくてもプラモを楽しみたい!
ではまた!
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